こんにちは!
福島県福島市を拠点に、住宅基礎工事、土木工事を手掛ける株式会社佐紅技研です。
弊社では、次世代を担う職人の育成を目指し、土木作業員の求人を行っています。
弊社に興味をお持ちの求職者の方に、今回は「捨てコンクリートの役割」をテーマにお話しさせて頂きます。
コラムを通して少しでも基礎工事の理解が深まりましたら幸いです。
捨てコンクリートとは
捨てコンクリート、通称「捨てコン」は建物を建てる前に地盤に流し込むコンクリートを指します。
捨てコンは配筋をする必要がないので、ひび割れが起きても問題なく、強度も必要ありません。
基礎工事の流れでいえば、土地を掘削し、砕石をまいて転圧をかけ、防湿シートを敷いたあとに捨てコンを流します。
捨てコンクリートの役割
捨てコンクリートの役割は3つ挙げられます。
墨出しができる
捨てコンは基礎工事の前に行うため、基礎の位置に印を付ける墨出しの下地に使うことができます。
1階から2階の順番で垂直方向に建物を建てる際には墨出しの目印が欠かせません。
墨出しを捨てコンの上にすれば簡単には消えないので、正確な位置に目印を付けることができます。
また土木工事スタッフにとっても、作業場所が平らになるのでスムーズに動けるメリットがあります。
加えて、次の工程である配筋に必要な「スペーサー」を置くこともできるので、基礎工事が効率的に進むのです。
高さの基準になる
基礎工事の際に掘削工事は欠かせないのですが、どうしても穴を掘ると高さがわかりにくくなります。
ですが捨てコンを行うことで「高さ0ミリ」の基準を作れるため、高さの精度を保つことができるのです。
もちろん、捨てコンの高さにずれが生じると本末転倒なので、捨てコンを流す際にも正確な作業が求められます。
型枠や配筋の下地になる
捨てコンで水平な下地ができると、コンクリート打設のための型枠や鉄筋をより正確に設置することができます。
また、型枠を支える土台として捨てコンを活用する場合もあります。
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